シルク博物館研修

2020年8月3日

大使ブログ


こんにちは。
第9代目横浜スカーフ親善大使の小野優子です。
7月31日、新市庁舎訪問後に、シルク博物館へ研修に行って参りました。
はじめにシルクに欠かせない蚕の生態についての説明があり、その後蚕が作る繭から糸ができるまでの展示を一つづつ見学して行きました。どの展示も興味深くあまり展示に熱中するあまり途中ガラスのショーケースに頭を激突するという失態をしてしまいましたが、展示も私の頭も無事でこざいました(笑)
更に幸運なことに、繭を作れる状態になった蚕がワンルームマンションのように小さく区切られた箱の中で繭を作る様子を実際に目にすることが出来ました!蚕が一生懸命に小さい頭を振りながら糸を吹き出している様子はとっても愛らしかったです。ちなみに、スカーフ一枚には110粒もの繭が必要だそうです!
また、「繊維のダイヤモンド」と言われる天蚕(てんさん)という珍しい蚕も展示されていました。天蚕の作り出す蚕は綺麗な緑色で貴重なんですよ。
今回の研修に参加し、蚕への感謝の気持ちと共に末永く大切に愛用したいという「横浜スカーフ愛」が更に強くなりました。